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デキル人

リフレッシュして生まれかわったような気分で職場へ行くと

 もしかしたら重大な過失責任を追及されたりしないだろうか・・・
 先週からのやり残しが本当になかったか?!

などと、忘れていた想い出をフラッシュバックさせながら、「ここ最近は心当たりがないから大丈夫!」という気持ちと「ここ最近ないからこそ危ない!」という気持ちの間で無闇に動揺し、大荒れの海原で揺られる小舟に乗った気分になる。

こんな日は、早々と帰宅するに限る。

いない人の責任追及はできない。第一仕事というのは、なんだかよくわからない理由で振られてくるものだ。不思議なことに、断固として断れないシステムでもある。だがなぜか、自分がいなくたって不思議と仕事は回る。誰かがなんとかしてくれるのだ。

逆にそういう迷惑な人がいると周りはなんとかするために東奔西走するはめになる。だがそういう人は意外とクビにならないどころか、えらい人から重宝されていたりする。なぜか。

迷惑な人の波を被っている人を、ちょっとした親切心によって助けると、迷惑な人そのものをも助けなければならなくなる。迷惑なことにちょっとした親切心は、後から後から芋ずる的に奉仕的精神にのっとった仕事を生み出す。

こちらの奉仕的精神が既に枯れ果て困窮してしまったとしても、当初自ら進んで申し出たものだから、中途半端に済ませると「無責任だ」「いい加減だ」「そんな人とは思わなかった」とチャンス到来とばかりに蔑まれる。僕大暴落。「ボランティアじゃねぇんだぞ!」と言いたいのはこちらのほうだ。

ちょっとした親切心は結果的に自分を下げる。そういった結果に陥ったことの多いことといったらない。

帰納法的に、今どうすれば自分と周囲にとって望ましい結果の状態が維持されるのかを考えると、基本的に「ちょっとした気まぐれな親切心」は赤の他人に発作的にするべきものである。そして、ちょっとした顔見知り程度の人に親切心を発動すると、とんでもないことに巻き込まれるものである。

デキル人というのは見て見ぬ振りがデキル人のことなのだ。
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衝動

音楽にせよ、たわいのないBlog記事にせよ、言葉なり音楽なりを自分の中
からふつふつとあふれ出てくる所を凝視して、集中して、そこから自分の表
現したいこととやらをろ過したり抽出したり濃縮したりしなきゃいけないよう
なか弱い噴出力しかない時には、なーんにも書けません。

嫌なことがあって、それが毎日毎日習慣的に続いて、コンプレックスとなって
見返してやりたいと思ったりすれば、どんどんどんどん表現したいものがご
うごうと吹き出してくるのだろう。

ごうごうと吹き出すものを上手に操って、独りよがりのものじゃない、普遍的
なものに昇華できればきっと、だれかが認めてくれる。共感してくれるだろう。

問題はその後だ。フラストレーションをベースに噴火した才能は、金と名誉
と地位を得た後、往々にして惰性だとか過去の栄光にしがみついているか
のような毒にも薬にもならないものと成り下がっているアーティストがいる。
いわゆる一発屋と呼ばれる人達だ。

初期衝動がどか〜んと噴火してパーッと知られてもてはやされても、音楽へ
の愛を失わず、自分の表現したい音楽を追求するアーティストこそが長く愛
されているんだと思う。

ただ、ずーっと人気のあるバンドでも、どうしてそんなに人気があるのかさっ
ぱりわからないバンドもいるけれど、いい加減そろそろ山下達郎さんが自分
自身のためにあれこれ四苦八苦してひねり出した新曲が聴きたい。
セルフカバーとかではなしに。

「On The Street Corner」シリーズよもう一度。

ON THE STREET CORNER 1
ダブリューイーエー・ジャパン
発売日:2000-01-26





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