音楽01
10年ほど前、とんでもなくエンジンがタフなヤマハの250ccアメリカンバイクに乗っていた。ぼくがまだ横浜で大学生だった頃だ。北海道から屋久島までテントやシュラフを積んで、ツーリングばかりしていた。全国にいた高校時代の友人のアパートを転々と止まり歩くのも楽しみだった。
ラフィンノーズに始まって、ブルーハーツ、コブラなどをぼくに教えてくれた友人がいた。彼は大学で大阪へ行き、ぼくは横浜に行った。夏、オートバイに乗ってそいつに会いに行ったら、またぼくがしらなかったプライマル・スクリームやらブラーやらオアシスなど、当時また盛り上がりつつあったUKロックをぼくに聴かせてくれた。
だがどうしてもぼくはそれらを聴く気にならなかった。どう考えたって、そんなもの聴いているくらいだったらジミーヘンドリックスやレッドツェッペリンを聴いていたほうがクラクラするし、エキサイティングだった。ニルバーナーですら、ツェッペリンとジミヘンの真似をしているだけではないかと思っていた。
暗黒というよりももっと暗く深い世界に引きずり込まれそうになりながら、カラフルな色を伴った艶と棘のある音で、意識や感覚がギンギンに研ぎすまされるような感覚を、古いロックを聴きながら感じているのが好きだった。
▼primal scream, autobahn 66
http://www.youtube.com/watch?v=-_UbN_HtkTI
やっぱこの手のUKロックはぼくだめだ。格好いいのはわかるんだけど。WHOとかもぼくだめなんだよなぁ。でも好きな人はたまらんのでしょ?! やっぱそうなんだよ。なんとなくこの凄さもわかるんだ。わかるんだけど、ぼくの琴線には届かないんだ。それがまた無性に悔しくもある。だって、その分だけ楽しめる部分が世界から減ってしまっているってことだから。
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ラフィンノーズに始まって、ブルーハーツ、コブラなどをぼくに教えてくれた友人がいた。彼は大学で大阪へ行き、ぼくは横浜に行った。夏、オートバイに乗ってそいつに会いに行ったら、またぼくがしらなかったプライマル・スクリームやらブラーやらオアシスなど、当時また盛り上がりつつあったUKロックをぼくに聴かせてくれた。
だがどうしてもぼくはそれらを聴く気にならなかった。どう考えたって、そんなもの聴いているくらいだったらジミーヘンドリックスやレッドツェッペリンを聴いていたほうがクラクラするし、エキサイティングだった。ニルバーナーですら、ツェッペリンとジミヘンの真似をしているだけではないかと思っていた。
暗黒というよりももっと暗く深い世界に引きずり込まれそうになりながら、カラフルな色を伴った艶と棘のある音で、意識や感覚がギンギンに研ぎすまされるような感覚を、古いロックを聴きながら感じているのが好きだった。
▼primal scream, autobahn 66
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やっぱこの手のUKロックはぼくだめだ。格好いいのはわかるんだけど。WHOとかもぼくだめなんだよなぁ。でも好きな人はたまらんのでしょ?! やっぱそうなんだよ。なんとなくこの凄さもわかるんだ。わかるんだけど、ぼくの琴線には届かないんだ。それがまた無性に悔しくもある。だって、その分だけ楽しめる部分が世界から減ってしまっているってことだから。
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